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俺の道は…なんなんだ?前
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作詞 かふぇおれ |
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いつもと変わらない朝
…のはずだった
だけど、まだ開いていないお店の前で
一人の少女がうずくまっている
どうしたのって聞いたら
迷子になっちゃったって
世の中のお決まりのような
セリフを言って来た
ハイハイ分かったよって
返事してそれからその子の
お母さんを必死に探した
意外に近くにいてびっくりした…
というか。
なんで同じ店の前に初めから
いたのに気付かないんだ?
お二人さんよぉ…
勘弁してなぁ。
耳にたこができるくらいお礼言われて
それはそれで嬉しいんだけど
それはそれで辛かった
笑顔がひきつってなかったか
舌打ちを無意識にしてないか
不安で仕方がなかった
それからまた歩き始めると
あのぅ…とおばあさんの声
振り向くと沢山の荷物を重たそうに抱えた
おばあさんが一人
俺の前には歩道橋…
あのぅ荷物を歩道橋の間だけ
持ってはくれませんか?
またコレも世の中のお決まりのセリフ
ハイハイ分かったよって返事して
荷物を適当にいや三分の2.5も持ってあげた
重くてすまんのぅ
いやぁ親切じゃのぅ
今の若者は体力があるのぅ
ほら、あともう少しじゃ
はぃッ?
なんかだんだん
持ってあげて当たり前口調になってねぇか?
ま、いいや。
渡り終えたところで
すぐ元来た道を引き返す
もう耳にたこはいらねぇ
やっとさっきの道にもどってきた
また歩き出す
公園の前を差し掛かったときだ
なにやら騒がしいな…と思って見てたら
どうやらボールが高い木の枝にひっかっかって
頑張ってとっているトコだった
と、その中の一人の男の子と目があった
!なんかャベェ!
直感でそう思った
続く〜☆(笑)
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