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生きてみた。
作詞 ひのき
 アルバイト帰りに公園へ行ったら 
 待ってましたとばかりに輝く月
 「誰もお前になんかに用は無いぞ」
 そう言うのも可愛そうかな

 別にここに来たかったわけじゃない
 でも、ここで止まってみたかった
 静かで 誰もいなくて
 そんな中で淡く輝く ちっぽけなセカイ

 何故かキミを思い出したよ
 あまりにも空っぽだったからかな
 甘い刺激が心を突いて
 不意にボクは またキミを感じてしまって



 暇つぶしにずっと生きてみたら
 待ってたよ、って囁いた運命 それでも
 「アナタとは、もう一緒にいられない」
 簡単に未来は裏切るの

 別に今、息を止めてみてもいい
 でも苦しいのも痛いのも嫌だなぁ
 想いも 願いも 
 全部 全部 忘れて、消えることが出来たら

 愛しいキミを思い出したよ
 今でも本当は好きで 好きで 好きで
 優しい笑顔が浮かぶの
 不意にボクは また過去に縋って


 あの時のボクが目の前に現れた
 相変わらずな無愛想な目つきで
 それでも幸せそうに……
 どうして 今はそんな顔なんかできないよ

 前を見るのはボクには重くて
 まだキミに甘えてばかりな夢を見る
 ふたりがいるの 後ろに すぐに
 それだけで 生きてみようかなって考えた

 今は、それだけの力しかないから

 
 しばらくして公園を出ようとすると
 「またここへ来てくれる?」って寂しい月
 見上げてちょっと苦笑い そして呟いた

 「きっと。そのときは笑ってくるよ」
 

  
 

 

 
  

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歌詞タイトル 生きてみた。
公開日 2007/01/01
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 明けましておめでとうございます。ひのきです。今回は彼女が死んだあとの彼の歌詞。死ってダメージが大きい分、立ち直りも難しい。そんな心の痛みを抱えたまま、主人公が考えた未来の歩き方。
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