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心の夜明け
作詞 美卯
 太陽が地平線の上に昇っている
 だけど 僕の心にはそれは起こらない
 痛みを抱えて生きていけるほど強くはなれない
 だから 僕は夜に隠れて朝を拒んだ

 心の闇は広がって徐々に光を見失う
 もう電球ほどの灯火もそこにない
 心の鎖を引きちぎって逃げ込んだ夜も同じ夜
 太陽を失った状態のままさ
 長い極夜の日々がただ続く

 錆びついた心を削ってもあの朝には帰れない
 また 今日も夜に還っていく
 君は 深い夜の中で孤独な僕を見つけて
 手を差し伸べてくれたね
 暖かなその笑顔は失った太陽を思い出させたんだ
 僕は堪らなくなって押し込めていた感情を
 吐き出すように泣いたんだ
 それでも 君は黙って僕を抱き締めてくれたね

 君の笑顔が僅かに僕の心の灯火に火をつけたんだ
 まだ微弱な光だけど朝日のように暖かだった
 君の存在僕の瞳に眩しいくらいに輝いているよ
 夜となる前の境界状態
 薄明で見つけた一番星みたいだった

 君の言葉が僕の夜を少しずつ晴らしてくれたよ
 まだ拭えない痛みもあるけれど逃げ込んだ
 あの夜はもう必要ない
 逃げ続ける僕に挑む大切さを教えてくれた君
 君の為に 僕は心の夜明けを迎えたい

 夜明けの終焉は今訪れる
 太陽の上端が地平線に重なった瞬間
 長い夜の幕が下りるよ
 必要とされる喜びと嬉しさを初めて知ったよ
 君の為に 何より僕の為に
 今 心の夜明けを迎えよう この瞬間
 今 夜明けの日の出が昇るから君にその時を
 しっかり見届けて欲しい
 

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歌詞タイトル 心の夜明け
公開日 2007/01/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 長い詞になりましたが想いはしっかり込めました!たくさんの人に見て欲しいです^^
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