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林檎
作詞 智空
林檎が今ひとつ落とされた。

手を精一杯広げて一生懸命抱えて
僕はいったい何を得たんだろう?
一生懸命皆に付いて行って
精一杯手を伸ばして皆を掴んで

今にも崩れ落ちてしまいそうな自分を
守るために笑って騙して偽って
僕はいったい何を得たんだろう?

いつの間にか僕は僕じゃ無くなっていたんだ
自分を騙して 皆を騙して
自分で‘‘僕’’を偽って
林檎をひとつ落として
ぽっかり開いたその穴から
次々‘‘僕’’が消えていく。

人間は嫌われるのを酷く恐れるんだ
僕も人間だからこそ
嫌い。と言う言葉が凄く凄く怖いんだ
だから周りにあわせて 自分を隠して
それっぽく振舞っていただけなんだ。
でもいつの間にか
何処までが本当か分からなくなった。

今にも崩れ落ちてしまいそうな自分を
守るために笑って騙して偽って
僕はいったい何を得たんだろう?

本当の僕はまだあるかい?
自問自答の中で出す答え
本当の自分は隠しただけ。壊してないはず。

こんなにも近くにあったのに
少し手を伸ばせは拾えたのに
本当の自分を落としてしまっったのなら
またひとつずつ拾えは良かったんだ。
もう二度と本当の自分を取り戻せないかもしれないけど
だったら今度は新しい‘‘本当の僕’’を作ろう

ひとつずつでいいから ゆっくり拾って行こう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 林檎
公開日 2006/12/25
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 久しぶりに作ったので下手ですが是非見てください。
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