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EK
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作詞 Z−WINE |
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あなたのシャウトを耳にしたときの
衝撃は今でも忘れられない
ちまたのさまざまな騒音をかき消してしまうほどの
圧倒的な 声
流行を着飾っている
うわべだけの愛をお経みたいに唱える
凡百の奴等にはない
経験を積み重ねた者にしか
口にすることのできない 現代への叫びに
俺は鳥肌が立ったんだ
それから俺は貪るようにあなたの曲を聴いた
そこにあったものはまるで
青臭い頃から俺が胸に秘めていた思いそのもの
聞きながら俺は泣いたんだ
日本国にしか存在し得ない
唯一無二のロックンロールバンド
他の歌い手が聴けなくなるほど
我 心酔せり
あなたは年をとり「俺の青春は終わった」といった
俺も老いていくけど
あなたが歌い続けるかぎり
俺もあなたの青春も終わらない
老いさらばえて
動けなくなったとしても
あなたの歌を口ずさむ
心が生きている限り
「男にとって死に様こそが生き様だ」
あなたの言葉を胸に抱きしめながら
俺は今日も歩いていこう
己の全てを使い果たして
死に場所を見つけに
今日も歩いていこう
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