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「雨」 と [ピアス] と 『君』
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作詞 RaRaRa |
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『 雨…止んだぞ
早く返せよ 俺のだろ
え? …聞こえてない?
ふざけやがって いつまでそうしてんだよ
はぁ… 早く行くぞ 』
ピアスはいつも左耳にしていた
濡れるとすぐ錆びるものだから
雨の日なんかは君に預けてた
それは君に貰ったものじゃない
忘れられない人がいる
でも頭に少し残ってるだけ
今は君が1番 …だよな
経路はわからない 君が知った
何故だろう 罪悪感が急に
君は何も言ってないのに
変に自分ばかり意識して
そんな事があっても君は笑顔でいる
ぎこちない時間の流れだ
普段一緒に歩いてる道でも
なにかいつもと違いがある
君の考えていることが
どんどんわからなくなって
雨が降ってきても左耳には
ピアスが残っていた …わたさなきゃ
「 ピアス… いつもは
すぐ渡してくれるのに… そっか
今日は 小雨だもんね? 」
ダメだ ただ欠片だけ
頭にくっついているだけなのに
君だって気にしちゃいない
自分で平穏を壊してるんだ わかってる
言葉が出ない きっと伝わらない
君がダメなわけじゃない 1番だ!
1番なのに… もう 迷路だ
「 大丈夫 1番だよ
あなたの代わりなんて 誰もいない
苦しんでるんだよね? わかるよ
待ってる あなたが笑える日まで
いつまでも変わらず 待ってるよ」
ピアスはゆっくり 君の手にわたった
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