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-停 時-
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作詞 RaRaRa |
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壊れた心 そっとなで 君に触れた 指先で
言葉の一つ一つを 僕は鮮明に記憶している
あれから幾月 日は欠けていくけど
ガラスの破片は まだ散らばっている
いつまでも 放って置くと危ない
でも拾おうとすると 血は滲むの
きっとまだ大丈夫 君なら理解してくれるさ
思い込み 自分を追い詰めて
「さよなら」って 聞こえた声
景色はぼやけて 見えないの
太陽は 僕だけ残して
消える 届かない光
背中をそっと 押してくれていた君 呟いて
「いつまでも ずっと傍にいるね」
形はまだない 日常は今にも
君が溢れ出しそう 急いで蓋をした
まだ閉じ込めたい 面影の作る幸せ
浸るだけでいい でも何故?冷たい
時間も 場所も 空気も 感情も
言葉も 色も 煌きも すべて
神経は痛みを伝えてくれない
取り残されてる あの思い出に
進むことがない この時計の針は
僕に意識させない 君は 「もういない」
重ねた指は あの頃の 僕らは 確かに幸せだと
感じさせた だからこうして 永遠に信じていたの
もう交わることのない感触は
記憶と共に深く沈んでいく
われた心に ずっと沁みる
なでる手のひらはもうない
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