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空の絵本
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作詞 暗闇族 |
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半年前の朝
全てを否定されたのに
死んだ様に生きろと
私のような人間は残された
赤い血が作る世界には
優しさなどはなく
転がる顔も平気で
またぐようになっていた
黒で塗り潰されてから
続く偽物の空
理解出来ぬまま
ただ不自然に時が流れてく
数年も経てば
何も知らない子が産まれ
あの日の出来事は
私が忘れたらすむことなのだ
未来を描く絵本には
ただひたすらの青
知らなくていいのだと
語ろうともしなかった
黒で塗り潰されてから
続く偽物の空
なぜ残されたのかと
私はずっと試されている
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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