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夏の空
作詞 蓮と竹も出汁
炭酸の切れた人生を飲み干す気はない
だけど僕の一歩は小さすぎて
甘味も深みも泡と共に消えていった

“永遠”を信じてもいいじゃないか
そんな言葉誰が作ったの?
存在もしてくれない理想なら
そんなもの一つもいらない

「くだらない」と言えばそれだけ
これは君と僕とだけの物語
誰も入り込めないはずなのに
君は闇の向こう さらわれていった

愛を語るつもりもない 語りつくせるわけでもない
でも君と二人過ごしたあの一秒が愛しい
数字でも言葉でも 伝えられない思いがそこにはあった
だけど全部消えてった 皐月の15日の空の下

現実を受け入れることが怖かった
だから詩を歌った
婉曲させて響かせたら
少しは寂しさに堪えられそうだから

夢を捨てるのに抵抗はない
うわべだけの友情もいらない
でも君の事となると
途端に欲しがって 胸が痛むんだ

哲学者を気取る気もない 世界に訴えるものでもない
でも君の事を思い出すと一晩中悩みこんでる
身体でも音楽でも 伝えきれない願いがそこにはあった
だけど全ては絵空事 皐月の31日の空の下

飛行機雲だけがすっとのびていく
夏の空にどしゃ降りを望んでも乾いたまま
君のいない僕のように

自分を裏切るつもりもない 世界を断るつもりもない
だから君とのこの距離が誰よりも近くて遠い
出会いでも別れでも 表\せないいつかの旅へ二人は
笑顔で だけどさよなら 水無月の二十\三日の空の下

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 夏の空
公開日 2006/09/06
ジャンル ポップス
カテゴリ その他
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