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桜舞い散る-girl
作詞 umi
知るには早すぎたんだ

なにもかもが透明で

まるでガラスのコップのような

落としたら

割れてしまうような

簡単に

全てが終わってしまうような

幼い自分

ふとした一言が大きくて

あなたが遠くにいるようにさえ

思えていたの

その日は桜が

とても綺麗に咲いていて

気を抜いたら

吸い込まれてしまいそうで

立っているのもやっとだった

ああなんて自分は愚かなんだろうか

愛しくて

愛しくて

あなたを

殺してしまいたいほどに

このまま誰かのものになってしまうのなら

いっそ

いっそ殺してしまおう

あなたの笑顔を

誰にも取られないよう

わたしのものだけになるよう

あなたを

わたしだけのものに

愛しいあなたを

この手で

殺してしまおう

分かってくれるよね

そう

だってあなたも

あなたも同じこと考えているんでしょう

ほら

その手でわたしを抱くように

包み込むように優しく

桜が

紅に染まる

ねぇ

なぜ泣くの

わたしは嬉しいわ

だって

これでやっと

わたしはあなたのものだけになる

その涙さえも

飲み干してしまう







「なぜ嬉しそうなの?苦しいだろうに」

「・・・・・だって桜がとても綺麗なんだもの」







出会いと別れの季節

綺麗に咲き誇った桜も






虚しく、








散る。

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歌詞タイトル 桜舞い散る-girl
公開日 2006/09/04
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 恋愛
コメント すごい長いです・・・。読みづらくてごめんなさい!!!こっちは彼女目線。
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