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ドライフラワー
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作詞 祐貴 |
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つま先を見て。肩を窄めて。
何にも答えず。ひたすらこの道を来た。
いくつもの寂しさ抱えて。
そのハートを傷付けてきた。
『独りじゃないよ』と、言ってくれる人。
涙の中で待っていた。
掌を外側に向けて叫んでみたら。幻が見えた。
それは言葉にできない。確かな奇跡で溢れていた。
枯れてもまだ、終わりじゃない。
そう、あのドライフラワーみたいに。
背中丸めて。長い前髪揺らして。
何にも見ずに。ただ揺れる花を見ていた。
迫り行く人影避けて。
長いこと俯いていた。
そうすれば。何もかもが。
落ち着くんだと思ってた。
口角を上に上げて。
笑おうとしたら。得した気分になって。
それは発するものじゃない。
子守唄の様に優しかった。
控えめが丁度良い。
そう、あのドライフラワーみたいだった。
どう生きようとも。自由な世界なんだから。
大切な時間なら。明るくしよう。
つまっていた何かが。きっと抜ける。
掌を外側に向けて。
叫んでみたら、幻が見えた。
それは楽しいものである。
勇気が一番でる一番出る方法だから。
枯れてもまだ、匂い残る。
そう、あのドライフラワーみたいだった。
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