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こたつ
作詞 sepia
地元にある
小さな家具屋で買った
比較的安い
黒いこたつ

寒い季節になると
模様替えとともに
クローゼットの奥から
ひっぱり出されてきて
部屋の真中に
手足を伸ばすように
設置される

何年も
この季節には
お世話になっていて
外気で冷えきった
私の体を
暖めてくれる

君なしでは
この寒さは 
乗り越えられないんだ

いつも
ありがとう


そんな君にも
ちょっと
困った事があるんだ

君の体は
一人暮らしの
私の部屋には
少し
大きすぎる…

片思い中のあの人が
向かいに座ると
微妙な距離が
やけに哀しい

君がもう少し
小さければ
彼との距離も
近くなるのだけど…

でもやっぱ
君なしでは
この寒さは 
乗り越えられないんだ

いつも
ありがとう

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歌詞タイトル こたつ
公開日 2006/09/04
ジャンル 詩(ポエム)
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