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必ず帰ってくるから、忘れないで
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作詞 asH |
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このふるさとが 朽ちるまで
君は ここでずっと暮らしていて
町の真ん中に建つ 大きな神社に
毎日 僕を祈りにきて
発車の時より 30分も早く
駅に来たのは 君を待つため
離れていくことを 告げてもいないのに
見送りにきてくれるのを
無意味と知りながら 待っている
必ず帰ってくるから、忘れないで
僕だってずっと 思い続けるから
明日の朝には都会に いると思うと
胸が痛んで 出発できないよ
雨がポツリポツリと 降ってきて
ふるさとの町を 潤していく
しばらくこの景色は 見られないんだ
降り続く雨は 屋根を打ち
いてもたっても いられなくなって濡れに行った
さっきまでの青空が ウソ\みたいに
僕の 全身はずぶぬれになっていって
雨に打たれたのを いいことに
僕は声を出さず 下向いて泣いた
僕の通った学校の 生徒達が駅にやってきた
列車の発車まであと10分
頭の中めぐっているのは 君の姿
必ず帰ってくるから、忘れないで
そう書いたメモを 君のくつばこに入れた
今ごろそれを見ているだろな どう思ってるかな
悲しんでくれてるかい それともいい気味なのかい
雨は風と共に 僕に吹きつける
別れたくない思いを より強くする
いずれその思いは 押し切られるのに
必ず帰ってくるから、忘れないで
『そんなに濡れてたら 風邪引くじゃんか』
駅のホームに君は 走ってきてくれたから
優しい言葉を 投げかける以外に考えられない
『私のことも 絶対忘れないでね
毎日手紙書くからさ』 …あぁありがとう
君が大好きだよ さようなら
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