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秘恋の跡
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作詞 jekyll |
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その声は鳥たちの囀りさえ劣る
魅惑の世界への導き
振り払う理由もなく
あぁ安らぎを求めて伸ばした この腕
手ごたえなど感じることなどなく
空を掴むだろう
夜空に舞う無数の花びら
儚さの影にある棘たち
触れられないからこそ美しい
貴女のように
宝石のように綺麗な貴方の瞳
それは何を映しているのか
私に知る由もなく
あぁこの乾いた世界の癒しよ その歌
私だけに降り注げば良いのに
狂おしいほどに・・・
月に寄り添う貴女の身体
手繰り寄せる想いの欠片
心を刺して血にまみれた
月光が照らす
まだ開いたままの傷口に
叶わぬ願いと思いを隠し
足を進めよう 音も立てずに
気付かれぬように
跡を 残して
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