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親友以上恋人未満♪
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作詞 LOVE2 |
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今年の四月に同じクラスになった。
6年生の時も同じクラスだったのだけれど、
イジワルばっかりして、あまり好きじゃなかった。
そう言う記憶があったから、
「ああ、あまり関わらないで置こう…。」って思ったの。
初めての席替えの時、私は運悪く、あなたの隣。
「ああ〜。なっちゃったよ・・・。」
正直、そんな気持ちだった。
でも、話していくうちに趣味も、塾も同じって気付いて、
楽しくなった。ずっと、このままでいたいとさえ思った。
でも、そんなに長くは続かなかった。席替えをして、
見事、離れ離れ。ちょっと、落ち込んじゃったけど、
休み時間に、あなたが来てくれて嬉しかった。
嬉しかったけど、あなたは来なくなった。
原因は、私の友達。
「あの2人、付き合ってるんだって。」
そんな噂\が瞬く間に広まった。それは、私の耳にも、
たぶん、彼の耳にも、届いていた。
それから私は、あなたを避けるようになった。
嫌いになった訳じゃない。
ただ、その噂\であなたが、
のけ者にされるのが怖かったから。
でも、あなたはそんな事を知ってか知らずか、塾帰り、「一緒に帰ろ。」って誘ってくれた。本当に嬉しかった。
話す事といえば、メールの話、塾の話、学校の話・・・。
ありきたりな事しか喋らないけど、本当に楽しくて、
あなたがいない塾はとてもつまらなく思えた。
「好き」とは言わない。
いや、恋愛感情も定かではない。
ただ、ずっと、この状況がいつまでも続いて欲しいな・・・。と、思う。
「塾帰り」しか、接点はないのだけれど、
きっと、どこかでつながってる。きっと。
―\―\私たちは、「親友以上恋人未満」です☆―\―\―\
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