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優日
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作詞 優日 |
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優しい朝日を見つめながら話しかける
「僕はもうすぐ中学一年生だよ」
「そうだね」
優しい夕日を見つめながら話しかける
「僕はもうこんなに大きくなったんだよ」
「そうだね」
優しい毎日を過ごしながら話しかける
「ほら見て!制服似合うでしょ?」
「そうだね」
優しい明日を願いながら話しかける
「明日は僕の誕生日だね」
「……」
優しい太陽にあたりながら話しかける
「もうすぐで卒業だね」
「……」
優しい自然に包まれながら話しかける
「三年間って短いもんだね」
「……」
ねぇ。どうして「そうだね」って言ってくれないの?
あっ。そういえばもう婆ちゃんは居ないんだった
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