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傷痕
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作詞 ヴァレンシア |
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僕は何かを掴もうとして
いつも失った形を求めていた
心の中の小さな穴は
風穴のように呼吸する
胸が苦しくなるほどの痛みを
抱えて行けるほど強くなくて
誰かにすがりたくなってしまう
哀れな僕を抱いてくれますか?
僕の傍にあった 温もりが縛り付ける
「痛い」と嘆いても離してくれない
そして今やっと気づいた 風穴埋められるのは
君じゃないとダメなんだ
僕が痛みをこらえるほど
切り刻まれたみたく傷ついて行く
吹いて出る血潮の波は
知らない内に固まってく
「時が癒してくれるよ」ってさ
傷は治るかもしれないけど
残った傷跡を見る度に
傷がふと痛み出すんだ
君の手を離した 熱を失くしていく
この手は凍えるように冷たい
君の暖かさが 君の優しさが
今も僕の心揺らす
さよなら繰り返した
あの日の傷を今も
捨てきれず抱いてる僕を
「情けない」と呆れますか?
僕の傍にあった 温もりが縛り付ける
「痛い」と嘆いても離してくれない
そして今やっと気づいた 風穴埋められるのは
君じゃないとダメなんだ
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