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連れ帰る現実は幻
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作詞 どぶはまり |
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足元を二分する白い車線を結んで
見えもしない背中に繋がること夢見てる
綱渡りみたいに来た道を辿っても
見つかるのはガラスのような人ばかり
現実の姿なんて
探せば何処にもあったのに
いつも本当の影だけは
私の手の中に残らないの
人々を区分する街の網目を巡って
着きもしない終わりへ繋がること望んでる
綱渡りみたいな行く道を進んでも
見送るのは闇夜のような音ばかり
現実の在り処なんて
探せば何処かにあったのね
なのに本当の声だけは
私の手の中に残らないの
なぜか本物の鍵だけが
私の手の中で光らないの
今も 現実が消えるから
家へと帰る戸は開かないの
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