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さよならの形
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作詞 SHEZA |
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君が遠くに行ってしまうかもしれないってことは
すぐにわかった
わかって それから考えて 悲しくて たくさん泣いた
耐えられないと思った
教室でやっと近くの席になれて すごくうれしかった
小さな喜びだけど 幸せを噛みしめてた
でも今は違う
贅沢すぎるみたいだね
ずっとたくさん色んなことにヤキモチをやいたり
その度落ち込んだりしてきたけれど
こんなに近くにいられることの幸せに 気付かなかったんだね
これから僕らが歩いてく世界は
きらきら揺れる夢の色で僕らを明日へ導いてく
そんなときに君が
すぐに手も繋げない遠いところにいる僕を
何よりも大事にしつづけるのは すごく大変なこと
誰より僕が一番だと
思ってもらえるほどの想い出なんて まだふたり持ち合わせていないから
本当はずっと待ってるって言いたい
何があっても君だけを愛してるって伝えたい
だけど約束なんかで安心できるほど 僕らもう無邪気でいられない
子供ですら裏切られること知ってる
君を信じられないわけじゃない
会いたくても会えないつらさより
会えない日常に慣れていくこと
それが怖いんだ
寂しさを埋められるぐらい楽しいことが
きっとこれからたくさんあるだろう
僕はたぶん人一倍寂しがりで
どんなときも満たされていないと耐えていけない
だからって重荷にはなりたくない
君は自分の道を進んでおくれ
僕なんかに縛られずに
ずっと寂しい気持ちでいるより
新しい時計の針 回し始めよう
想い出もこれ以上増やさないように
「君より大切なものなどない」なんて
これ以上思いたくはないから
離れられないくらい ずっとそばにいたいくらいの想いだからこそ
離れていても我慢できるなんて 僕には難しすぎるんだ
君を想うには近すぎる心の距離を
引き離して 君とともに空の向こうへ連れていってほしい
今ふたり 明日へさようなら
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