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帰り道
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作詞 smith |
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美術の時間で聞いたんだ
神が運命を操る時
鉛筆やペンを使わずに
糸をめぐらせ描くのだと
「どこか似てる」と君が言う
ご機嫌そうな 顔をしながら
くだらない話をした 帰り道
でも僕は何かを気にしてる
このままずっと 続くといいよね?
ぎこちない 足取りのまま
とりあえず 前を向いて歩いている
雨が降りだして掠れた景色
すべてが滲んで不安が増す
「また明日ね」と交わした後
不機嫌そうに 月は怒鳴る
神が操った運命かな?
僕は何処へ行くのだろう
とても勝てそうも無い 帰り道
ただ僕は想ったんだよ
このままずっと 続くといいよね?
信じない 考えたくない
離れていく 君の虚像を見てしまう
当たりまえと 思っていた
でも違う 当たり前こそ
虚像なんだとここで気付けたんだ
だからここに誓うよ
ぎこちない 足取りだけど
これからは ちゃんと前を向くよ
その瞬間 ベッドが僕を起こした
またいつもの 帰り道を遡る
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