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花びらを流そう
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作詞 1歩目 |
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「唐突だよね」と言われる
失って行くことに歯止めをかけることは
望まれることであったとしてどうにもならない
することさえなくて黙ってる
ただ目を拭くことだけが
必要だと思ったから
この手では抱えていけない位の
短い時間を生きている僕らは
何時の間にだろう片手で握れるほどの
美しい花束に変わってしまう
それは凄く虚しくて悲しくて
「血も涙も無い」と言われる
欠けて行くことに涙を流すことは
望まれることではないから堪えていたのに
会えなくなるなんて分かってる
でも手を振ったところで
気付いてもらえないから
ほらここに白い花びらを散らすよ
儚く揺らめく春風が真夏を
終わりへ向かった彼方へ齎すことを
いつまでも心の中願いながら
それは常に叶わない思いでも
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