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花びらを流そう
作詞 1歩目
「唐突だよね」と言われる
失って行くことに歯止めをかけることは
望まれることであったとしてどうにもならない

することさえなくて黙ってる
ただ目を拭くことだけが
必要だと思ったから

この手では抱えていけない位の
短い時間を生きている僕らは
何時の間にだろう片手で握れるほどの
美しい花束に変わってしまう

それは凄く虚しくて悲しくて


「血も涙も無い」と言われる
欠けて行くことに涙を流すことは
望まれることではないから堪えていたのに

会えなくなるなんて分かってる
でも手を振ったところで
気付いてもらえないから

ほらここに白い花びらを散らすよ
儚く揺らめく春風が真夏を
終わりへ向かった彼方へ齎すことを
いつまでも心の中願いながら

それは常に叶わない思いでも

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花びらを流そう
公開日 2006/07/07
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ その他
コメント 小学校4年の時亡くした友人のことを思い出しながら。
1歩目さんの情報
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