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主演月
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作詞 雨蜘蛛 |
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裸足ではしゃいだ散歩道 湧き上がる陰 照らす月
行き交う波を見つめては 歪んだ空だと微笑んだ
月夜に染まった髪撫でる度 照れた感じの笑顔向けられ
まるで初めて出逢った頃の 気持ちに今でも捉われる
今宵も気高き上弦の月
夜が紡いだ伴奏に合わせ 高らかに歌う君も上弦
降り頻る雲 人工灯 避けて歩いてく帰り道
引き立て役を買って出た 揃いも揃って助演星
主役を望んだ訳じゃない 雲の流れがそうさせただけ
踊る星たちの中心で 笑顔を引き出す名演技
今宵も気高き上弦の月
君は夜空に目を奪われて 僕は少し嫉妬に駆られた
窓辺にもたれて空を見上げた
消した照明補う様に 夜風につられて舞い込む明かり
僕に寄り添う華奢な影 眠気に誘われ揺らいでる
今宵に迎えた下弦の月
夜空に焦がれる僕の隣で 眠い目擦る君も下弦
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