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風船
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作詞 去夢 |
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僕らの風船は淡い期待ばかり吸い込んで
どんどん膨らんでゆくけど
淡い期待は現実よりも重いから浮かばれる事はないんだ
そして萎んだそれの残骸をいつまでも捨てる事ができずに
ぶら下げて生きている
たまにまた吸い込んでしまう事があるけど あえてそれ以上は吸い込まない 抜く時の辛さは自分が一番わかっているから
でも萎んだそれを見て言葉にできず泣いてしまう事もあるんだ
たまに誰かの風船がきれいに浮かんでいった時に たまらなくそれが恨めしくなり
願わくばカラスが突いて割ってくれぬかと祈ってみたりする
ミサイルを撃ち込んで粉々に壊してしまうんだ
僕らの風船は今日もそれを吸い込んで浮かばれんとする
萎んだ風船に浮かんでゆく風船
世界は今日も美しい
世界は今日も美しい
世界は今日も美しい
世界は今日も美しい
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