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雷雨
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作詞 WHITE・JACK |
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ご機嫌ナナメの空が
せきを切ったように泣き叫ぶ
はぁ 迷惑な話だよ
アジトの手前で このざまだ
ホラームービーを観たその後
やけに背後を気にするように
この雨のせいで僕は明日を案じる
どうせユラユラ生きて死んで
輝くあてなどはないから
ならば いっそ笑ってくれませんか?
とりあえず僕という人は
意味が無いものとしてるけど
だけど まだどこか居直れないでいる
やがて 泣き疲れたのか
空は眠り 雨は止んだ
雨上がりの あの匂い
不意に少年の日に巻き戻る
甘ったるいくらいの あのサイダーの
味を思い出している
今飲めば不安が混じり吐き出すだろう
いつかメラメラ燃えて尽きて
そして骨まで灰になってゆく
どうか僕を見ないでくれませんか?
誰もが皆 主役と言うが
裏を返せば皆 エキストラ
どうだっていいや 今夜 下品な遊びをしよう
そうさギラギラ光る唸る
嫌われるばかり Thunder Storm
なんか僕の胸の闇に似ている
この雲は風さえ吹けば
流れて消えてしまうけど
僕は僕の雷雨を諦め許すだろう
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