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path
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作詞 arey |
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たくさんの人が流れて
僕はその中に立っている
流されそうになって
流れないように歩いて
たくさんの人の声で
自分の声さえ聞こえない
そんな錯覚に陥って
頭が痛くなった
流されないように
進んでいるつもりでいて
それなのにいつの間にか
逆戻りしてしまう
自分が決めた歩調で
足を前に出したなら
多分流されることなんて
絶対になかったんだ
それに気付いた時には
ずいぶん後退していたけど
またやり直すつもりで
僕は前に進んだ
言葉に惑わされて
耳を塞いでしゃがみこむ
そしたら自分のペースなんか
思い出せなくなるんだ
中途半端にしか動けなくて
転んでしまっても
そのまま寝ころんで
諦めたりはしない
立ち止まったとしても
また動き出したなら
いくらでもやり直せるって
解っているから
毎日何に怯えて
何から自分を守ってる?
足を止めるのも
進もうともがくのも
結局は自分自身で
だからこそ選択の権利を
僕らは持っている
誰も笑ってはいないし
縛り付けようともしない
いつでも僕らの足は
前に出たがってる
時々立ち止まって
過去を振り返ったりして
あとは自分の両足の
好きなようにさせておくんだ
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