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Blue brid
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作詞 鈴木将人 |
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暗闇が見えそうなくらい 透き通る青空に
僕の汚れた身体が 怖いほどに浮いている
水で洗えばキレイになると 今までずっと信じていたけど
実際は僕が滲んでいって 消えそうになっただけだった
自慢のこの小さな羽も 本当は鮮やかな身体も
周りから見たら全然 大した事無いんだろう
「好みなんてみんなそれぞれ違うから別にいいんだ」って
最近じゃ僕を励ます自分を 慰めてやりたい
僕だっていずれ大きくなって 「羽」が「翼」へと呼び方を変える日が来る
その日のために精一杯 汚れておくんだ
自分が輝く瞬間に 鈍感な僕でも気付けるように
大空になりたいんだ どこまでも続くこの空に
そして 雲に進むべき道を教えてあげたい
どうやって色を混ぜようと 誰にも作り出せない色を
誰もが持っていることを 僕はやっと気付いた
時にはこの青空さえ 灰色に染まることがある
たまに涙を流すし 闇に食べられたりする
弱い一面を持っていると 強い部分が際立つ
そのことを僕は知ったんだ この空に教えられたんだ
僕だって欲張りだから 何か手に入れるとすぐに次の何かを欲しがる
そんな自分に ひどく嫌気がさした
変わってやろうと心に決めた 大きくなってやろうと誓った
背中押す形無いものに 心奪われ涙した
僕だけじゃ何もできないことを また思い知ったよ
憧れは遠すぎて どうあがいても届かないけど
少しでも近づいてやると 僕はやっと決意した
僕だっていずれ強くなって 迷いを持つ者に手を差し伸べる日が来る
その日のために精一杯 青に近づくんだ
誰にも作れない色を 全身にまといながら 大きく羽ばたいて 憧れに近づいていく
大空になりたいんだ どこまでも続くこの空に
そして 雲に進むべき道を教えてあげたい
どうやって色を混ぜようと 誰にも作り出せない色を
誰もが持っていることを 僕はやっと気付いた
どんな濁った青だって きっと輝いているから
僕はありのままで 生きていこうと思った
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