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引き出し
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作詞 アル子 イリス |
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引き出しの奥から笑顔のある二人の写真
頭を過ぎる
はしゃぎながら、照れながらくっ付いて撮ったんだよね
人目きにしながら、手を繋ぎ忍び込んだ映画も
緊張して内容は全然覚えてなかったんだ
★『門限ギリギリだから車飛ばして間に合うかな?』
流れる景色よりもあなたの顔だけ見ていた
あなたの事は
私の引き出しの
何番目かな・・・?
一番上?
『アップがいい』とか『キャミ似合うね』って言うから
頭を過ぎる
あなたに褒めてもらう事が嬉しくて
ダラシナイ格好はもうしない・・・そう決めたのに
偶然会って慌てて影に隠れて息殺したんだ
★『門限ギリギリだから車飛ばしたら間に合うかな?』
ロードノイズが私の声『間に合わなくていい』かき消した
あなたの事は
私の引き出しの
何番目かな・・・?
一番・・
取り合ったあなたの手と手
もう少しだけ握ってたかったの
今叶えて下さい
私の一生のお願いを
どうかどうか伝えて
流れる景色よりもあなたの顔だけ見ていた
この車の助手席で見てきた
あなたの顔だけを・・・
あなたの事は
私の引き出しの
何番目かな・・・?
一番奥にしまうね
でも言えなかった
『さよなら』写真に
涙で『ゴメンネ』
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