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私という存在
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作詞 みい |
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私は私が嫌いです。
自分勝手で、無神経で、他人に気を使って、どんな事にもビクビクしてる私が嫌いです。
でも、こんな私でも、『命』というものを授かった限り、私は生きなくちゃいけない。
他人の為に生きるわけでもなく。かといって自分に生きる為でもない。
そんな時に、生きている意味すら分からなくなって、自暴\自棄を繰り返す。
悪循環に巻き込まれて、結局戻ってくるのは自分が思い込んでいる幻想ではなく、現実。
それでも私は生きなくちゃいけない。光があって、空気があって、自分が此処に居る限り。
でも、そんな現実に憎んだって、どうにもならない気がするんだ。
父さんと母さんが愛し合って産んでくれた『私』という存在。
ただ、それだけで意味があるのだろう。
意味はなくとも、ただそれだけで、十\分価値のある事なんだろう。
自分勝手で、無神経で、他人に気を使って、どんな事にもビクビクする私でも、いいじゃん。
色々な人がいるから、その何かに惹かれ合って、人は恋をし、愛を知る。
こんな私を受け止めてくれる誰かがいる私は、どれだけ幸せ者で、贅沢な奴なんだろう。
でも私は受け止めてくれる誰かの為に生きるつもりなんてない。私は他人に操られるロボットじゃない。
怖いよ。凄く怖い。そして否定されて、いずれかは捨てられる運命にだってあるんだ。
でも、怖くても良いじゃない。その怖さが、私自身を強くしていく。
だから私は、私自身の為に生きる。
父さんと母さんが愛し合って産んだ私を、自ら捨てる訳にはいかない。
そして私は、こんな私を愛するよ。こんな私がいるから、今の私が居る。
私は私に感謝する。私は私と共に生きる。最後に頼りになるのは、自分自身なんだ。
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