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平和と私たち
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| 作詞 729 |
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誰もが 描いた平和
誰もが 夢見る平和
誰もが 壊してしまう平和
ここは平和だと思ってた
安全だと思ってた
戦争なんかないし 飢え死にすることもない
でもそれは 私の基準の中の平和だった
殺し合い 奪い合い
自殺 殺人
今ある世界の中で 平和な国なんてない
安全なところなんてない
誰もが憎しみ合い 恨み合い
命を落とす そんな世界
戦争がないことが 平和だと思ってた
食料があることが 平和だと思ってた
兵器がないことが 平和だと思ってた
今この世界に 起こっている出来事は
小さなことではない
殺人や自殺は 戦争と同じ価値をもつ
人を殺し 自分を殺し
やっていることは 同じこと
命の重さは 皆同じ
自分がよければ それで良いと思ってた
他の世界がどうなったって 関係ないと思ってた
この世界は 時と共に汚れてきた
時と共に 進化し続け
最後にはそれが 自分達を殺すことになるなんて
思ってもいなかった
自分達が 一番偉いと思ってた
自分達が ずっと生き残ると思ってた
私達は 愚かで汚く醜い
自分達とは違うものは 大切に扱おうとせず
平気で捨て 平気で殺し 平気で潰す
こんな私達が ずっとこの世界にいたって
この世界を 殺すだけ
平和を 願ってしまうのは
この世界が 平和ではないということ
私達が生き続けているのは
多くのものが 犠牲になっているということ
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