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‘スノウ、スノウ、スノウ’
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作詞 紫一。 |
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それはただ、音も無くこの場所に降り積もる
白く、穢れ無きそれは、儚く
そして、誇り高く
全てを包み、優しく放つ
風に舞い、溶けていく
踏みつけられ、罵られてもただ音も無く
ただ、ただ、降り続ける
アスファルトを白く染め、家々の屋根を飾り
光に溶けていく
雫は地へと落ち、川を流れて
スノウ
哀しきスノウ
溶け、消え行く命
何を望み、何を願うのか
せめて美しく
そして誇らしく降り積もって
スノウ、スノウ、スノウ
それは、儚く白い夢……
‘きれいなもの,の哀しき末路
それはただ、音も無くこの場所に降り積もる……
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