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昼メロはいすくぅる
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作詞 ゆちこ |
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泥沼は、終わったと思ってた。
私の泥は引きずっていた。
どれくらい前のことかしら
苦しくて投げ出して
切り刻んで痛めつけていたのは
どれくらい前のことかしら
投げ出した代わりに絵筆を
放さないようにして
穢れきった世界を描いたのは
苦しみが怖いだけだった
幼くして泥の中
這いずって恨まれて歯向かって
強張るのは愛した思い出だけ
それすらも もう、憎悪しかなくて
新しい世界にいけたら
もう泣かないでいいと
振り切って立ち向かうのに何故か
拒まれずに呪わしいだけ
夢を見た世界も泥沼
目指した花園など
腐り堕ちて死んでいたはずでも
生き残る美しき体躯
望んだのは清い海
愛されてなくても生きていける
強張るのは捨て去った記憶だけ
今ならば 好きになる空の人
相容れない それでもと
あの子は嫌い。だけど捨てないで
恨むのは嫌いだから笑ってた
だからこそ 飛べなかった悪魔
見つけたのは、過去の栄光と永久の憎しみ
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