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二人の終着点 〜未練〜
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| 作詞 どぶはまり |
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夜景を見に行こうといって、
105円で買ったおもちゃのオペラグラス。
遠くまで見えるかななんて言いながら
君は車の中、道路の先を見つめていたんだ。
何処までも続くハイウェイは
目的地が見えないから時々不安になるね。
遠くまで見えるかななんて言いながら
君は車の中、終着点を見つけていたのかな？
暗闇の中で浮遊してる光の粒が
時間と共にどんどん消えていった。
冷え込んでいく橋の上で
伝えたい言葉は凍りついてしまったんだ。
未来を見てみたくて
オペラグラスで進む道を見つめた。
ぼやける視界の中で
君の姿を探しながら。
壊れることを恐れて
「一歩を踏み出す」そんなことが出来ない。
滲んだレンズを拭いて
今でもずっと見ているだけ。
明日にまた会おうといって、
105円で買ったおもちゃのオペラグラス。
遠くまで見えないねなんて言いながら
君は車の中、道路の先を見つめていたんだ。
何処までも続く暗闇が
目的地を消し去るから時々不安になるね。
近くなら見えるかななんて言いながら
君は車の中、終着点を探していたのかな？
暗がりの中で通り過ぎる光の粒が
時間と共にどんどん薄くなって、
消え去っていく今日の中で
伝えたい言葉は凍りついてしまったんだ。
明日へ進みたくて
オペラグラスで先の方を睨んだ。
流れる景色の中で
僕の姿を探すように。
間違うことを恐れて
「理想に成り切る」そんなことが出来ない。
汚れたレンズを拭いて
今でも結局見ているだけ。
伝えたい言葉は雪になり
離れた寒さで体が震える。
溶け出して消えてく思いの中に
消えない姿を求めてる。
壊れぬ何かを求めてる。
進みたいと言いながら
進まないのはどうしてだろう？
無くすことを恐れてしまって
何も手に入れないのは何故だろう？
未来を見てみたくて
オペラグラスで進む道を見つめた。
ぼやける視界の中で
君の姿を探しながら。
明日へ進みたくて
オペラグラスで先の方を睨んだ。
流れる景色の中で
僕の姿を探すように。
右手に握っている
オペラグラスは明日の僕らを知ってた。
見つめる景色の中に
二人の姿を探したって
今では遅すぎると
黒い闇夜の中で僕らを写さず、
それでも僕は一人
間違い探しを続けるんだ。
見えてる答えを信じずに
見えない間違いを探し続けるんだ。
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