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最後の涙
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| 作詞 湖白桜 |
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私はいいんだ あなたが幸せになれば。
ただなぜか なぜか 涙が出るだけ。
君が笑って「俺あいつ好きだ」って言ったとき
一瞬 頭の中真っ白になったの
私はもうなんか 一気に 目の前が白黒になっちゃった
君は優しいから ただの友達の私にだって
気遣って今まで黙ってくれていたんだね
気づかなくてごめんね 私は悪い奴だから
少し君の前で 涙も出しちゃったけど。
私はいいんだ あなたが幸せになれば。
ただなぜか なぜか 涙が出るだけ。
家に帰って 部屋に閉じこもって
ベッドに体重を押しかけて 右頬を下にして寝る
目の奥から なんだか熱いものがこみ上げてきた
私って嫌な人間だね
それでもあなたの一緒に これからもいたいんだよ
もう届かないのかもしれない
もう泣くしかないのかもしれない
でも明日も 笑って君にあいたいんだ...
私はいいんだ あなたが幸せになれば。
ただなぜか なぜか 涙が出るだけ。
次の日君が私に横目で
「泣きたいんだろ、泣いていいよ」と
言ってくれたとき
私は泣いてしまった。
静かに 息を吐き出す音しか立てずに
静かに静かに 泣いてしまった。
泣きたい気持ちを抑えるのは もう限界だったから。
泣かないって決めたのに
笑って君に逢いたいって思ったのに。
ごめんね 私 嫌な人間だね・・・
もう、泣かないから
これで泣くのは
最後にするから...
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