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干渉
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作詞 牟 |
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どう説明すればいいか、分からない
きっと信じて貰えないし
許してもくれないんだろう
明け渡すには、未だ早過ぎる
土足で踏み込めば
僕はもっと
その距離を謀って遠ざけていくかも知れない
権利も義務も無い
干渉される関係にもなっていない
ただ同じ部屋で同じテーブルで
黙って俯いて
次の言葉だけを待っているだけ
ただそれだけ
脚本家だろうが作家だろうが
作れるのは自分の世界だけ
本当はなにも分かっちゃ居ないんだ
だからそんなにも、願わないで
琴線に触れられると
僕はもっと
怒りを抑えるための手段を考えないといけない
保証も約束も無い
お互いの痛みさえ本当は感じられない
ただ同じ部屋で同じベッドで
黙って目を瞑って
背中の体温で温まろうとしてるだけ
ただそれだけ
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