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蛍火
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作詞 唯知 |
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紅色の花を手向けた
いつか、逝ってしまった貴方へ
風が誘った涙が頬を伝って
言い訳は掻き消された
ただ弔いの歌が響くだけ
其れは赤の日
大切な貴方が逝ってしまった
優しい笑顔で
嘘を吐いた
蛍火の夜
私の全てが燃え落ちた日
抜けるような夜空の下で
煙る炎が踊った
私は歯を食いしばって
八つ裂かれるような悲しみに耐えていた
絶望の暗闇の中で
最後に
汗ばむ唇を
消え行く命に押し付けた
蛍火の夜
誰が壊したなんて、今はいいの
もう戻らない至福の時を偲ぶだけ
貴方が言った最期の言葉
守って私は後追う事無く
此処に居るよ・・・
其れは赤の日
大切な貴方が逝ってしまった
優しい笑顔で
嘘を吐いた
絶望の暗闇の中で
最後に
汗ばむ唇を
消え行く命に押し付けた
私は
此処で弔いの歌を歌う
蛍火の夜
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