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無色
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作詞 夢央 |
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全ては瞳に移った瞬間、色に変わる
無色なんてないと思うんだ
透かした影を踏み外す僕は
今見える電柱さえにも気づかず
生きていたのかな
ふとした時に感じる視線とか
その一瞬で僕を知ってしまう
君がすごく怖いんだ
暗闇の中光る蛍のように
僕もいつか光れるかな
全ては僕の中に入り混じり無になる
何もかも吸い取って
何もかも奪い去ってしまったのなら
もうコレは無色だったのかもしれない
溶かした僕自身を身体の中で
記憶から消し去るのは
意外に難しいみたいだ
怯える掌と前姿勢の心
全てがひとつになればいいのに
君が羨ましいよ
待ちわびた時間も僕は
ずっと見てたんだ
全ては色になり僕は無になる
悲しみさえも僕の中から
もぎとって傷つけてほしい
もう僕は無色な犯罪者
全ては瞳に移った瞬間色に変わる
僕はどんな色?
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