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五月雨
作詞 from.K
いくつも並べた虚像には
当たり前のように実像はなくて
手探りであなたの代わりモノを求めてた

薄霧は思ったよりも深く視界を奪い去り
生暖かい五月雨に撃たれ続ける
孤独を嫌い頬を濡らすのは雨なのか涙なのか
それすらわからない現実は
泥まみれになった地面と同じ感情

あなたに逢いたい
たとえ違う誰かを抱きしめても
身体だけは満たされて
心は気付かれぬように泣いている
一瞬の幻でいいから雨が止む前に逢いに来て欲しい

名も知らぬ人と日々を重ね
物足りなさを必死で埋めても抜け殻
あなたの代わりはどこを探してもいない

空から降る雫は氷柱のように鋭く尖り
的を外さず心へと突き刺さって来る
孤独が嫌いだったあなたは今、幸なのか不幸なのか
それは誰も知らない真実で
ただ一つわかることは僕と陰が離れて行く

あなたに逢いたい
たとえ違う誰かを抱きしめても
身体だけは満たされて
心は気付かれぬように泣いている
一瞬の幻でいいから雨が止む前に逢いに来て欲しい

あなたに逢いたい
もう他の誰にも触れず待ってるから
身体は満たされなくても
心は燃えたぎる想いで溢れている
一瞬のまばたきの間でいいから逢いに来て欲しい

僕はいつでも傘の下で右側をあけて待っている・・・

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歌詞タイトル 五月雨
公開日 2006/05/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 046:五月雨
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