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光の夏
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作詞 asuki |
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熱い坂道を二人で上る
あの頃は二人とも純粋で
今はもう戻れないけど
二人で行った初めての旅行
あのときの僕らは愛し合って
僕はキミのその声もしぐさも
髪も体も眼もすべてが愛しくて
キミがひとつひとつ反応するたびに
その瞬間ごと抱きしめたくなっていたよ
あの頃は二人とも幸せで
純粋で何も知らなくて
あのときの夏は光のように輝いていて
運命の時だと大事に思えた
けれど
今は戻れない
誤解は簡単にできるけど
傷ついた心は直すことができないから
帰ってきた日に
キミを惚れ直して
旅行は楽しいものと言えるはずだったのに
誰にも言わない二人だけの少し早いハネムーンだったのに
二人すれ違いができて
疑ってしまった僕がいけなかったけれど
あのときは純粋すぎて自分がタダシイと思ってたから
裏切られたときの気持ちは今も昔もあって
傷ついた心だけが残る
キミにはまだサヨナラ言ってなかったけれど
でもたぶんどこかで言いたくないんだ
あの頃に戻ろうなんて都合のいいこと言わない
「僕を忘れるな」なんて贅沢は言わない
サヨナラとたった一言が言えなくて
傷ついた心は直らなくて
お互いあのときのような幸せを見つければ
傷は治っていく
でもあの時のようには戻れない
だって
光の夏はあの頃に置いてきたから…
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