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自由に大空を
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作詞 シリア |
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さようなら・・・
私の愛しかった者よ・・・
貴方は私のこの思いを知らないよね?
だってずっと隠し続けて誰にも知られないようにしてたから。思いを告げて離れるより、告げれなくても近くにいるほうがよかったのに。そんな事すら叶わなくなってしまったんだね。
涙は出てこなかったけれど、なんともいえない思いがこの胸を支配する・・・
貴方が転校すると知って私は急いでこの思いを紙に書いたわ。女の子らしい赤い封筒の中にはたった一言
「あなたのことがずっとすきでした」
高鳴る胸を沈めながらその封筒をポストに入れたわ。
その夜、夏祭りで貴方に会ったわ。心臓がはちきれそうな感じ。だけど、貴方の一言で私の心は闇へと堕ちていったわ。もう引っ越したなんて嘘でしょう?私の思いは結局貴方には届かなかったの?
こんなことになるなら意地なんて張らなければよかった・・・さっさと思いを告げればよかったのに・・・そんな思いが私の中で暴れまわってる・・・今更後悔しても遅いのにね。
あの手紙はどうなったのかしら?勇気がなくてあれからポストを覗いてない。もう誰かに捨てられたのかしら?まだあるのかもしれないわ。それとも・・・貴方が見てくれたのかもしれないわ・・・。そんな期待をするなんて・・まだ貴方の事が好きということなんだ。
お願いだから早く私を解放して・・・・?
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