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紅涙
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作詞 志一 |
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人はどれだけ涙を零したら
本当の自分に出会えるのだろうか
強くありたいと胸に誓ったあの日から
強さが何かをずっと考えた
けれどまだ分からなくて
僕はまだ変われない
人はどれだけ時間を費やせば
他人と心分かち合えるのか
信じあいたいと思ったあの日から
随分時は経ったけれど
まだ僕には分からないよ
本当の君を僕に見せて
目を開けたその時から
絶望が始まる気がした
けれどその時から
希望も大いにあるのだと今は分かる
曇った街を見つめながら
バスは街を通りすぎた
見下ろす人はちっぽけで
我こそ先へと競うようだ
人はどれだけ愛を受ければ
本当の自分を愛せるのだろうか
他人の為を思うあまりに
人の在り方さへわからなくなる
のがれのがれたどり着く場所が
本当の君の居場所なのか
わからないこと尽くし
絶望まみれに世界が見えた
被害妄想と知りながら
かばうように這いつくばってた
逃げて逃げてどこまでも
一体何処にたどり着くのか
正しくないと攻め立てる
誰かに怯えて今日も生きてる
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