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春
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作詞 凛玖 |
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こみあげるこの想いを 人はなんと呼ぶのだろう
心地良いようで つらいようで
笑い出しそうで 泣き出しそうで
身体のどこから溢れてくるのか
言い知れぬこの想いを 人はなんと呼ぶのだろう
目が離せなかったのは なぜだろう
食い入るように見つめる先
そこにはいつも あなたがいたのだけれど
うまく話せなかったのは なぜだろう
言いたい言葉が喉で絡まる
相手はいつも あなただったのだけれど
拳を 強く握りしめた
空を仰ぎ
「青い。」と思った
それだけなのに身体が熱く、鳴った
それはきっと
やっとの思いで成り立った会話の中
あなたが一言、空が好きだと言ったから
こみあげるこの想いを 人はなんと呼ぶのだろう
柔く淡いようで 濃いようで
壊れやすそうで 力強そうで
身体のどこから溢れてくるのか
計り知れぬこの想いを 人はなんと呼ぶのだろう
唇を きゅっと噛みしめた
瞳を閉じ
「好きだ。」と思った
こみあげるこの想いを 人は恋と呼ぶのだろう
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