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鳳仙花
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作詞 白砂青松 |
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吹き抜ける夏風 そっとはなびらがゆれる
まぶしいほどの紅に 切なさが戻ってくる
不器用だから恋をした刹那に
上手く乗り切っていく術が
私にはわからなかった
涙が育てた鳳仙花
「触れないで、私に触れないで」
思いがはじけて哀しみの種を
土に植え付けてしまうだけでも
たがいに背を向けて歩き始めた
二人はこれで良かったの…
奏でられた音は いつでも不協和音で
とけあわないと知った 切なさが胸を焦がす
涙が咲かせた鳳仙花
「触れないで、私に触れないで」
後悔が熟して枯れゆく花が
誰かに踏まれていくだけでも
たがいを求めたのに傷つけ合った
二人はこれで良かったの…
付き合った頃から別れを恐れた
二人はこれで良かったの…
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