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last letter
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作詞 沙羅-sala- |
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多分こうして誰かのために手紙を書くのも
最後だとおもう。
切手も住所もいらない。
わかってるのはアンタ宛ってこと。
私だけがわかればいい。
この手紙がアンタに読まれることは、一生ないから。
だから後悔はしないって決めた。
手紙だから言うけど。
私はまだ君のことが好きだょ。
今まで口にしなかった言葉の数々を。
今から言い直す時間も 私には無いから。
それを知ってしまったとき。
もっと時間があったらって、思った。
さよならは言いたくないし。
それを言わない為にこうして今、手紙を書いてる。
でもなんだろう、堪らなく苦しい。
今頃アンタは何をしてるのかな。
笑ってほしいけど。
きっとそうじゃないんだろうな。
泣いてたらって思うけど
きっとそうじゃ、ないんだろうな。
アンタはいつも微笑んでたけど
私に涙なんて見せなかった。
もっと。
もっと素直になればよかった。
もっと素直になりたかった。
でも できなかった。
どうせまた 生まれ変われるなら
今度はもっと、素直な人間になりたいな。
もしまたどこかで アンタにあえるなら
今度はもっと、アンタの涙を見たいと思うよ。
アンタが思いっきり泣けて。
アンタが思いっきり弱くなれる。
そんな存在に なれたらいいな。
アンタはどうか
幸せでありますように。
アンタはどうか
泣いてなんかいませんように。
アンタはどうか
笑っていますように。
私はアンタの幸せを一番に願ってます。
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