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コールドスープ
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作詞 アウトレット |
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流行の風邪にやられて寝込んだ僕は
疼く頭を押さえながら 冷凍庫のスープを探した
何週間前だったかな君が来たのは
水道の水に震えながら スープを作ってくれた
「温まってよ」と君は言ったね
カチコチのコールドスープ
手がかじかむほど冷たいけど
何よりの温かさをくれる
君の優しさが結晶になったように
食べようとレンジに入れてスイッチを押した
パックに入った君の優しさは 温もりを取り戻した
何週間前だったかな君は笑ったよね
夢中で食べた僕がじゃがいもで 舌をヤケドした事を
他愛ないことで笑い合えた
アツアツのコールドスープ
湯気の中に浮かぶ君の顔
思い出を思い返していたら
スープは冷めて湯気は消えた
冷めてしまったコールドスープ
舌をヤケドしちゃうことはない
でも君の思いが温かいから
文句なしに美味しい
あの日のままのコールドスープ
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