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ヒキコモリ
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作詞 唯知 |
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蹲って耳と目を塞いだ。
貴方達の言う「貴方の為」は誰の為?
僕は窒息しそうな言葉の海を認めたくなくて
もう一つドアを隔てた。
常に嘘を吐いて生きてきた。
自分以外もそうなのか。
暗闇の中で膝を抱える嘘じゃない自分
それを探す為の長い長い眠り
もしも見つけたら、
誰か教えて。
流れに合わせて揺られておけば普通にできた。
其れが嫌だと吐いたら皆「若い」と言った。
法律を決める人が悪い事をした。
モノクロが混ざって曖昧になった。
今すぐ何かを得たとする。
「得ていなかった自分」を失くす。
暗闇の中で膝を抱える嘘じゃない自分
この嘘吐きの声をどうか耳に止めてほしい。
でも君がもしもこの世界に出たら
一体如何なる?
向こうの方に扉が見えた。
嘘を吐かない自分が座っていた。
暗闇の中で嘘を吐かない自分の手をとった。
その人が立ち上がっても、其処に居たのは自分1人だった。
きっと最初からそんな所に人は居なかったんだ。
少し自分が嫌いになっている自分の姿があっただけ。
隔てたドアを開けようか
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