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渦
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作詞 北条 |
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ああどうしてこんなにも僕は
いっしょうけんめいに生きてるんだろうね
走っても走っても地球の自転には追いつけないのに
溢れ出す傲慢も迫り来る切なさも
ああどうしてこんなにも夢は
はちきれそうなのに不特定多数に埋もれてく
そうだよ今更気付いた僕は
一人の人間なんかじゃない
人間のなかの一人だよ
人の世に紛れ込んだ偶然の魂
必然は僕を許さない
「愛してる」なんて言ってさ
君は使い古された中古品だと思ってるだろ
なかなか見る目が肥えてないね
ほら「ヴィンテージ」なんて言うだろ
そこらのワインと比べないでくれ
このヴィンテージは3ケタどころじゃ収まんない
ああどうしてこんなにもヒトは
いっしょうけんめいに愛をさがすんだろうね
かたちあるものにどんな意味を見つけるのか
弾けたポップコーン萎れる前に食べなくちゃ
ああどうしてこんなにも儚いの
仮初の夜が思い出を消し去ってく
重ねた嘘は塗り固めては剥げ落ちた
雲のない快晴
よみがえるデジャヴ
生傷舐めるあなたはどこ
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