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卒業の歌。
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作詞 キハク |
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君と出会ってから三年が過ぎてった。 もうすぐ卒業で、やっと実感がわいてきたよ。
雪のように 溶けてった 思い出たち もう風が、春なんだと知らせに来たよ
そして僕は やっと あの古い校歌を 僕等の卒業のために覚えたよ
可笑しなことに 今まで覚えようとしなかった 校歌を 君に贈る事になったよ
言葉に出来ないことが こんなにも 胸を熱くさせるなんて、僕等は知らなかったんだ。
ただの熱だと思っていた 幼い日々―\…
人の心の中が 僕等の肉眼では 見れないって事 そんな事 多分、生まれたときから知ってたよ。
ただ 知ったかぶってることが カッコ良く見えただけ
偽りの姿 いつから カッコ良く見えてきたんだっけ?
君はもう 気づいていて 知らないフリをしているだけなのだろうか?
僕等の思い出たちへの 道標は 記憶だけになってしまった事。
あの日の 雪の道も 春になって 足跡も残さず 消えていってしまったよ。
だけど、あの日流した 涙の跡には いまだに 雪が降り続けるよ…
三度目の冬が来て 三度目の春が来る。 もうすぐ卒業なのに、いまだに気持ちは伝わらないよ。
雪のように降って来た思い出たち もう春なのに、まだ雪は降り続ける
だけど僕等 やっと 足元を見ずに 未来へと進めるようになってきたよ
だから今日から この雪にも、古い校歌にも 思い出にも サヨナラ告げる
言葉に出来ないことが そんなにも 君を不安にさせるなんて、僕はまだ知らなかったよ。
恋だとも気づかなかった 淡い日々―\…
僕の考え事が 君の不安にさせてたって事 そんな事僕じゃ気づくことも出来なかっただろう。
ああ、 君の気持ちにこたえようと 背伸びしてただけさ
ホントの素顔 本当に 知っていたわけじゃなかった。
僕はもう 知っているのに 気づかないフリをしているだけなんだ…
僕等の思い出たちへの 道標は 涙の跡だけだって事を。
だけれど 涙の跡も 春になって 足跡と一緒に 消えていってしまうよ。
そして、僕等の道が 開けていくよ もうすぐ 卒業の日との知らせ―\…
僕等は別々の道を 歩いて行くよ それは 雪が溶けた
新しい 春の道―\…
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