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道
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作詞 螺旋男 |
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頭の中じゃもうとっくに一日が終わってて
今頃僕はベッドの中 幸せな顔してる
山積みの教科書に埋もれて 雲ばかり眺めたまま
何も考えないで 息するのも忘れたい
いつか 誰か 言ってたっけなぁ
「世界は君を待ってる」って
一体 どこで 聞いたっけなぁ
ナニモワカラナイオモイダセナイ
かすかな灯りに気づかずに 何も掴めないでいた
服に染み付いた虚無感 深く深く根付くの?
夕日へと伸ばした手は 無常にも届かずに
指と指の間から 光がこぼれるだけ
いつまで 続く? 何もない道
どこで 見つかる? 道端の花
最後に 見たのは いつだったっけなぁ
ナニモワカラナイオモイダセナイ
握り締めた手は儚くて 夢も掴めないでいた
心に染み付いた喪失感 深く深く根付くの?
誰かの声が聞きたくて 声の限りに叫んだ
音も光もない道に 僕がいること知ってるの?
ふと 空を見上げてみた
沈む夕日と 満天の星
何もないわけじゃなかった
ちゃんといたんだ 僕を見る人
コレデイイノカモナニカカワルカモ
消えかけていた灯火は 次第に強さを増していき
朝日の色に輝いて 今 僕は目が覚める
大切なものひとつ 心の中に抱いて
明るくなったこの道を まっすぐまっすぐ歩いてく
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