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月の暴\動
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作詞 大樹 |
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暴\れ出した月
夜中に悲鳴を上げて
星すら避けて通る様になったんだ
川に映る月
言葉を無くし佇む
過去を断ち切ろうも
意味は無かったんだ
旋回 砂埃
頑なに襲う
煩わしい寝息
滴る青い湯気
反映される暴\れる月
周りを廻る細い管
穴が開いた宇宙に広がる
絶望感に満ち溢れる
壊れそうな暴\れる月
煙を撒いて廻り出した
黄色く光る球体をただ
眺めている
独り彷徨う樹海の中で
色が変わる月
赤く明滅する
サイレンの様で、怖くて布団に隠れた
意味も無く未だ
廻り続ける赤い月
現在が途切れ様とも
どうでも良かったんだ
廻転 明滅
頑なに襲う
鬱陶しい爆音
廻る赤い月
海に沈む赤い月
遠ざける様に避ける星
此処で沈む赤い月
周りを囲んだ赤い湯気
沈んでしまった爆音の元
煙を止めて静かに眠る
赤く光る球体をただ
眺めている
独り抜け出した樹海の外で
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