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サヨナラの向こう側
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作詞 黒夜 |
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見上げた先には灰色の空
サヨナラと 手を振って消えていく
降り注ぐ雨は ただ僕を濡らして
アイシテルなんて 照れ臭くて
詞(ことば)にできなくて 手を握る
それで分かり合えた日々 色褪せてく
すれ違う歯車
サヨナラの向こう側で
確かに見えていたはずの“2人”の未来(あした)
“2つ”の未来(あした)になってゆく
今更 何を想うの
これが僕の出した答えなのに
あの日 もし 僕がもう少し大人で
素直に君を抱き締めてたなら
明日の僕 笑えてたかな
幾つもの犠牲を繰り返し
それでも 君が居てくれるなら
笑っていられると思ってたんだ
だけど 僕は 気付けなかったから
傍にいて当たり前なんて
この世には存在しないこと
独りで過ごす夜
いつも 思い浮かぶ人がいる
護るものが 何か気付かせてくれたのが
君だったなんて 皮肉だね
誰よりも 愛した君が
幸せでいるなら それでいいから
でも これだけは忘れないで欲しい
2人で過ごした歳月(としつき)に
嘘なんて1つもなかったこと
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